’05年度後期の畜産科学科3年生必修の家畜栄養学実験の様子です。
慣れない実験に戸惑いながらも、がんばるウイウイしい3年生の模様をお伝えします。
ルーメン内プロトゾアの観察
ヒツジルーメンから採取したルーメン液に生息するプロトゾアを観察しました。
ルーメン内ヌクレアーゼ活性の測定
外部からルーメン内に侵入してくるDNAを分解するヌクレアーゼの活性を調べました。
基質としてプラスミドDNAを使用しました。
ルーメン液とプラスミドを混合後、0、1、2、4、8、16分培養し、電気泳動しました。
ルーメン内セルラーゼ・アミラーゼ活性の測定
基質のセルロースおよびデンプンと、ルーメン液を培養し、遊離した糖を定量することで、酵素の活性をはかりました。
ルーメン内発酵産物(VFA)の定量
ルーメン内の微生物が産生するVFA(揮発性脂肪酸)をガスクロマトグラフ装置で定量しました。
アンモニアの定量
ルーメン内微生物にとって必要なアンモニアを、フェノール次亜塩素酸法で比色定量しました。
発表会
これまで行ってきた実験の総まとめです。
各班、それぞれ工夫をこらして、PowerPointで発表しました。